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Author:カエル
日系ブラジル人と結婚して
サンパウロ生活。
あっという間に13年目。
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ブラジルの歯医者事情。

詰め物が取れたので歯医者に通っていたのが終わった。



私の歯は昔から結構悪くて歯磨きもデンタルフロスも
使っているし、年に3度の検診でフッ素も塗っているのに
しょっちゅう虫歯になってしまう。


治す端から昔治療した歯が傷んできてしまうので
エンドレスだ。



と愚痴るのはオシマイにしてブラジル歯医者事情を。



聞いた話だがウソかホントか
ブラジルの歯科のレベルは日本より高いそうだ。

何のレベルがどう高いのか知らないけど。



で、どちらを選ぶかと言われれば
私はどちらを選ぶだろう。



日本のは歯医者さんが同時に何人かの患者を診るから、
治療と治療の間にほーっと息をつくことが出来る。



ブラジルはどうだ。



小さな診察室にいるのは歯科医が一人。

患者 vs 歯科医のマンツーマン。



約1時間の治療時間中、ずーっと口を開けっ放しで
痛いことをされた後も息をつくことが出来ない。

次から次へと治療が進められる。



あと、日本のは診察台の横にあるコップが
ブラジルのにはないからウガイが出来ない。

これだとやっぱり口の中がキモチワルイ。



それより何より治療が始まってから終わるまでずーっと
歯医者さんのおしゃべりを聞かせられるのがたまらない。


歯医者といえども
一分たりともしゃべらないでいられないのがブラジル人だ。



患者は言われたくないことまで言われっぱなし。


そしてその間、


口は開けっ放し。



高い治療費を払って痛い思いをして、その上
歯医者のトークの餌食になるのはハナハダ不本意だ。


そもそもいくら話しかけられても

「んが」

くらいしか返事が出来ないのにそれで平気なんだろうか。



ブラジルの歯医者の名誉のために
いいところをあげるとすれば、

虫歯の穴埋めに銀色のアマルガムじゃなくて
レジンとかいう白いのを使ってくれるところと
日本よりも簡単に麻酔の注射を打ってくれるところ。



注射は痛いけどこの方が痛がりの私には有り難い。

これで黙って仕事をしてくれればいいんだけど。



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ブラジルで虫垂炎になった。その3

前回の話の続き



夏だというのにエアコンがない
カワイソウな私の病室には西日がしっかり差し込んだ。



暑くて汗をかくと看護師さんが

「あらあら」

と言って私をベッドのあっちやこっちにひっくり返しながら
乱暴に手早くシーツ交換をしてくれた。



ひっくり返されるのも痛いというのに
手術の翌日には看護師さんにシャワールームにひったてられた。


全身、特に傷のところをきれいにするようにと言う。



さらにその後やってきた担当医は

「帰りたかったら帰ってもいいよ。」

などと言っていい加減だ。


それでは困るので結局もう2晩いさせてもらうことになった。



退院してからは自宅で飲み薬と注射。


注射は面倒でも近所の薬局にわざわざ出向いて
打ってもらわなければいけない。



このオシリに打つのが痛くてたまらない。


薬局のおじさんにオシリを出すのもおマヌケ様だ。



そして抜糸。



病院の処置室でのお医者さんと私の会話


医者
「これから糸を抜くんだけどそれに使う薬が二つあるんだ。
 痛い薬と痛くない薬。どっちがいい?」



「痛くない方!」


医者
「あ、ごめん。痛い薬しかないみたいだ。
 ものすごーく痛いけど我慢するしかないね」



「えっ!」


医者
「・・・冗談だよ。」



・・・患者をからかうんじゃない。まったく。



長かったけどこれでおしまい。



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ブラジルで虫垂炎になった。その2

今日は前回の続き。



手術が終わって目覚めたら自分の病室だった。



あの時のハエはどうしたんだろう。

まさかお腹の中で「ぶぶぶぶぶ」なんていってないだろうか、
と目が覚めて一番に思った。


・・・そんなわけないか。




思い切って言ってしまうがブラジルでは命に値段がある。と思う。



私は幸い医療保険サービスに加入していたので
きれいな私立の病院で手術を受けて個室に入れた。


しかし加入していない人は無料で診察が受けられるが
設備の整わない公立病院に行くしかなく、
長く待たされた挙句にいい加減な治療しかうけられないらしい。


保険料は結構高いので、低所得者じゃなくても
加入するのをためらう人は多い。


しかし保険ナシで医療を受けようとすると
医療機関や医師にもよるが診察だけで
100レアル(約5500円)から200レアル(約11000円)、
もしかしたらもっとかかる所もあるかもしれない。


これとは別に薬は薬局で買わなければならないし、
検査も検査センターに行く。



私は夫の会社が保険料を補助してくれていたので
保険に入ることができたが、
そうじゃなかったら全額自分で払わなければならない。


きっと一番安い保険プランで我慢していた事だろう。




しかしその「きれいな」私立病院も日本とは違う。



夏だというのにエアコンがなかったのだ。


続く


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